ストレスチェック制度の狙いと課題

ストレスチェック制度の狙いと課題: メンタルヘルス不調を未然に防止し、職場環境の改善を図るために
渡辺 洋一郎(編著)中西 史子(共著)
出版社:公益社団法人日本生産性本部生産性労働情報センター 
発行年:2015年12月
価 格:本体1,250円(税込1,350円)送料360円)

ストレスチェックを成功させるために知っておくべき正しい知識と運用方法が一冊に
複雑な制度のポイントがすっきり!

◎ストレスチェックの「本当の狙い」を知っていますか?
◎精神科産業医が指南、「安全・確実な」ストレスチェックの中身
◎「高ストレス者」への対応方法

効果の上がる運用が見える!
◯もう、決まりましたか?キーパーソンは「制度担当者」
◯職場で「やって良かった」と言われるストレスチェック

内容詳細

平成27年12月から、労働者50人以上の事業所には毎年1度以上のストレスチェックを行うことが義務づけられます(50人未満では努力義務)。この制度は、単にアンケートをして症状チェックをすることだけでなく、心理的な負担の程度を把握し、その手前にあるメンタルヘルス不調を未然防止する「一次予防」と、社員が病気にならないような仕組み作りである「職場の環境改善」が主たる目的です。そのためには、全ての労働者の受検と必要に応じた面接指導を行う体制づくりが必要です。ストレスチェック検査において高リスクと判定された方は、自ら結果を事業者に知らせて面接指導を受け、その結果を事業者は聞いて必要な事後措置をすることになります。

制度は導入してアンケートはしたが、面接希望の手が挙がらない・挙がりにくい仕組みでは制度導入の意味がなく、また面接指導から事後措置前の一連の流れをきちんと作れないと効果があがりません。法改正対応のため、あるいはストレスチェック制度導入自体を目的とするのではなく、ストレスチェック制度を入口として、職場環境改善、従業員の健康管理、それを通じた生産性向上と企業の業績アップにつなげるための一冊です。

12月から施行されるストレスチェック制度。直前に差替えされた面接指導の報告書および意見書用フォームや、11月24日厚生労働省からリリースされたソフトの使い方、実際に企業で担当される方々の声を収録した座談会を掲載した最新版です。

目 次

第1章 ストレスチェック制度の本質の理解とその実施方法
ストレスチェック制度とは―その本質の理解こそが最重要
ストレスチェックの実際
集団ごとの集計・分析の実施
ストレスチェック実施におけるその他の留意事項/
ストレスチェック制度を有効に活用するために

第2章 ストレスチェック制度を有効に運用していくためのポイント
ストレスチェックで企業がめざすもの/
キーマンは「制度担当者」
導入検討期
運用準備期
調査準備~実施/
実施後~断続的効果にむけて

資料編
(ストレスチェック制度Q&A/座談会)
参考資料(職業性ストレス簡易調査票を用いた実績データから作成された分布表/高ストレス者を選ぶ際の基準点)

付:厚生労働省(2015年11月24日リリース)版ストレスチェック実施プログラムの活用と留意点

書評

『本、ありがとうございます!新年のお年玉ですよ!
タイムリーな出版ですね。ストレスチエックに通じている先生方によって書かれた点、一番意味が大きいです。
俯瞰が優れ、各論もディティールもしかりしている。
しかも多くの見やすい図表の活用や項目のわかりやすさです。チエック制度の立案者である渡辺先生と活用に通じている中西先生のコラボの良さが発揮されていますね。多分、中西先生のアイデアと思いますが「かくれ目的」は凄いですね。
一番知りたいが、文章化されないポイントを書いている点ですよ。最後にあるQ&A/座談会は人は他の本ではできない優れた点です。関係者や専門家等に紹介をしたいと思っています。』<2016年1月12日 メールにて拝受>
大阪樟蔭女子大学大学院 教授 
精神科医/産業医 夏目 誠 先生

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