産業保険スタッフ向け研修

産業保険スタッフ 120分

産業保険スタッフ向け研修(120分)

産業保健業務の基礎と実践を体系的に学べるスタッフ向け研修です。

サービス紹介

産業保健スタッフは、従業員の健康支援・職場環境改善・メンタルヘルス対策など、多岐にわたる役割を担っています。
本研修では、個別相談の対応力にとどまらず、ストレスチェック制度の活用、衛生委員会での発信、社内研修の企画運営など、産業保健活動全般を通じて組織に貢献するための実践力を養います。
また、相談者から「上司には言わないでほしい」と言われた際の対応や、情報共有・守秘義務の整理、連携判断の難しさなど、実務で直面する課題にも焦点を当て、現場で活かせる判断軸と対応スキルを習得します。

目的

本研修の目的は、産業保健スタッフが個人支援と組織支援の両輪を意識し、戦略的に職場の健康づくりを推進できるようになることです。
相談対応やメンタルヘルス支援を通じて得た気づきを、ストレスチェックや職場改善、研修・啓発活動へとつなげ、健康経営の推進役としての専門性を高めます。

 

プログラム内容

本研修では、まず産業保健スタッフに求められる役割と倫理(守秘義務・連携義務)を整理し、個別相談における傾聴姿勢や対応フローを再確認します。
次に、ストレスチェック制度の位置づけと実務上のポイントを学びます。集団分析結果の見方や、職場環境改善へのつなげ方、個人結果への支援の仕方を具体的に解説します。
さらに、衛生委員会や社内研修での情報発信・啓発のあり方にも触れます。職場の課題に応じたテーマ設定、メンタルヘルス・ハラスメント・セルフケアなどの研修企画立案の手法を学び、従業員に伝わるメッセージ発信力を磨きます。
加えて、社内関係者(人事・上司・産業医・EAP)との連携スキルを高めるための「報告・共有・相談」の実践演習を行い、組織全体での健康支援体制を強化します。

よくある課題と活用例

相談対応が中心になり、組織的な健康づくりまで手が回らない
個別支援の経験をストレスチェックや職場改善へ活かす仕組みづくりを学びます。

言わないでほしいと言われた情報の扱いに悩む
守秘義務と共有義務のバランスを整理し、信頼を保ちながら適切に連携する判断基準を学びます。

ストレスチェックを実施しても、その後の活用が進まない
集団分析の読み解き方と改善提案の具体的アプローチを理解します。

衛生委員会や社内研修で、何を伝えればよいか分からない
テーマ選定や伝え方を学び、現場に響く発信力を身につけます。

産業保健スタッフ同士や人事部門との情報共有が不足している
チーム内連携と報告体制の整理を通じて、再現性の高い運営体制を構築します。

研修形式

集合研修、オンラインとの併用も可能。現場都合に合わせ柔軟に設計できます。

対象者

産業保険スタッフ

料金・時間

15万円~ / 120分
※詳しくはフォームからお問い合わせください。

カスタマイズ対応

CHRでは、貴社のニーズに合わせたカスタマイズ研修の実施が可能です。

  • 異なるテーマや組織階層に合わせた研修を実施したい
  • オンラインでの研修を希望したい
  • 自社の職場環境や課題に沿った内容にカスタマイズしたい など
ご要望に応じた柔軟な対応が可能です。
詳しくは、お問い合わせフォームよりご相談ください。

オプション

オンライン配信 / 録画配信 / 研修運営サポート / 講師派遣 / 個別設計プラン
※オプションについては別途費用が発生いたしますので、詳しくはフォームからお問い合わせください。

主要講師紹介

企業の人事・メンタルヘルス支援に精通した講師が登壇します。研修内容や目的に応じて、最適な講師をご提案いたします。

日本CHRコンサルティング株式会社
代表取締役 渡辺 洋一郎
(精神科医専門医・日本医師会認定産業医・
日本精神科産業医協会共同代表理事)
詳しくはこちら

日本CHRコンサルティング株式会社
健康経営推進事業部 兼 業務部
部長 齋藤 正登

(臨床心理士・公認心理師・国家資格キャリアコンサルタント)
詳しくはこちら

日本CHRコンサルティング株式会社
健康経営推進事業部
外部相談窓口グループ 産業医 / 研修グループ

主任 梶原 彩香
(公認心理師)
詳しくはこちら

 

 

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