インクルーシブな職場づくりのための合理的配慮セミナー(120分)
多様な社員が安心して働けるよう、合理的配慮の考え方と実践を学ぶセミナーです

サービス紹介
価値観・特性・働き方の多様化が進む中、人事労務担当者には誰もが安心して働ける環境づくりが求められています。本研修では、さまざまな背景をもつ社員への適切な関わり方と、合理的配慮を踏まえた対応スキルを学びます。また合理的配慮が必要なケースと人事労務としての対応を切り分けるポイントを学びます。
目的
本研修の目的は、人事労務担当者が多様な人材に対して適切に対応し、合理的配慮と人事判断のバランスをとりながら職場の健全性を保つ力を身につけることです。
本人の特性や状況を丁寧に聴き取りながらも、組織としてのラインを明確にする支援とマネジメントの両立を目指します。
プログラム内容
本研修ではまず、多様な人材対応における基本姿勢として対話と傾聴を重視します。相手の話を否定せずに受け止め、事実・感情・要望を整理して理解する聴き方を体験的に学びます。
次に、合理的配慮の基本概念と実務上の考え方を整理します。心身の特性や環境要因に応じた柔軟な配慮が求められる一方で、業務遂行や安全管理の観点から限界が生じる場合もあります。
研修では、「合理的配慮としての支援が適切か」「人事労務として就業措置等を検討すべきか」を判断する切り分けポイントを、事例を交えて具体的に学びます。
さらに、本人の訴えを聞く際の対応姿勢や、関係部署・上司・産業医などとの連携の流れを整理し、属人化しない対応体制の構築を目指します。メンタルヘルス不調やハラスメント、適応上の課題など複合的な要因にも配慮し、早期対応と再発防止につなげます。
よくある課題と活用例
配慮が必要な社員に対して、どこまで対応すべきか分からない
合理的配慮と人事対応の線引きを整理し、実務上の判断基準を学びます。
本人の話を聞いても本音が分からず、関係がこじれてしまう
否定せずに受け止める傾聴姿勢と、安心して話してもらう場づくりを実践的に学びます。
業務指導をするとパワハラと受け取られることがある
伝え方・タイミング・言葉の選び方を学び、相手の納得感を得る関わり方を習得します。
同様のケースで対応が担当者ごとに異なり、組織として一貫性がない
情報共有・社内連携の仕組みを整備し、再発防止と体制強化を図ります。
対応の背景にメンタルヘルス不調があるが、どこまで踏み込んでよいか不安
メンタル不調の兆候を見抜くポイントを学び、必要に応じて医療などへ連携する方法を理解します。
研修形式
集合研修、オンラインとの併用も可能。現場都合に合わせ柔軟に設計できます。
対象者
人事労務担当者
料金・時間
15万円~ / 120分
※詳しくはフォームからお問い合わせください。
カスタマイズ対応
CHRでは、貴社のニーズに合わせたカスタマイズ研修の実施が可能です。
- 異なるテーマや組織階層に合わせた研修を実施したい
- オンラインでの研修を希望したい
- 自社の職場環境や課題に沿った内容にカスタマイズしたい など
詳しくは、お問い合わせフォームよりご相談ください。
オプション
オンライン配信 / 録画配信 / 研修運営サポート / 講師派遣 / 個別設計プラン
※オプションについては別途費用が発生いたしますので、詳しくはフォームからお問い合わせください。
主要講師紹介
企業の人事・メンタルヘルス支援に精通した講師が登壇します。研修内容や目的に応じて、最適な講師をご提案いたします。

日本CHRコンサルティング株式会社
代表取締役 渡辺 洋一郎
(精神科医専門医・日本医師会認定産業医・
日本精神科産業医協会共同代表理事)
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日本CHRコンサルティング株式会社
健康経営推進事業部 兼 業務部
部長 齋藤 正登
(臨床心理士・公認心理師・国家資格キャリアコンサルタント)
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日本CHRコンサルティング株式会社
健康経営推進事業部
外部相談窓口グループ 産業医 / 研修グループ
主任 梶原 彩香
(公認心理師)
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