管理層向け ハラスメント対策研修

管理職 120分

管理層向け ハラスメント対策研修 (120分)

部下同士のトラブルを見逃さず、組織として適切に解決できる管理職の対応力を養う研修です。

サービス紹介

ハラスメントは、個々の問題に見えて、実際には職場全体のコミュニケーションや関係性のあり方から生まれることが少なくありません。特に管理職が対応に迷いやすいのが部下同士のハラスメントです。
放置すれば不満が蓄積し、チームの生産性低下、離職、職場不和につながる一方、過度に介入すると信頼を損なうこともあります。

本研修では、ハラスメントの基礎知識に加えて「どの段階で上司が関わるべきか」「公平性を保ちながら事実確認するにはどうすればよいか」「当事者の感情に振り回されず適切に対応するにはどうすべきか」など、管理職が現場で実践できる対応スキルを身につけます。
さらに、組織としてトラブルを未然に防ぐ風土づくりや、相談窓口・人事・産業保健との連携方法についても具体的に学びます。

目的

本研修の目的は、管理職として押さえておくべきハラスメントの基礎知識や法的・心理的ポイントを整理し、部下同士のトラブルを早期に察知して適切なタイミングで介入できる判断力を身につけることです。相手の背景や感情を尊重しながらも、公平で一貫性のある対応につなげるマネジメント力を強化します。また、相談しやすい体制づくりやコミュニケーションの整備、職場風土の改善といった組織的な取り組みを理解し、ハラスメントを未然に防ぐ健全な職場づくりに役立てることを目指します。

プログラム内容

本研修ではまず、ハラスメントの種類、判断基準、職場で起こりやすい誤解やすれ違いについて学びます。そのうえで、部下同士のトラブルを題材に、早期に気づくための観察ポイントや、相手を傷つけない聞き方・関わり方を整理します。
次に、事実確認のステップや、過度に味方にならず中立を保つ姿勢、記録の取り方、関係機関へのつなぎ方など、管理職が押さえるべき実務対応を明確にします。また、問題が起こらない職場づくりのために、コミュニケーションの改善、心理的安全性の高め方、相談しやすい環境づくりについても実践的に学びます。
最終的に、部下1人の問題ではなく、職場全体の関係性を整える組織的なハラスメント予防の考え方を身につけます。

よくある課題と活用例

部下同士のトラブルが起きても、どのタイミングで介入すべきか分からない
管理職としての関与の基準や、早期に動くべきサインを整理し、迷わず行動できる判断力を養います。

当事者双方の言い分が食い違い、どちらの話を信じればよいか分からない
事実確認の手順、中立性の保ち方、記録の重要性を学び、個人的な主観に左右されない対応を身につけます。

部下が「言いにくい」「相談しづらい」と感じており、問題が表面化しない
相談しやすい声かけや、安心して話せるコミュニケーションを理解し、職場に信頼関係をつくります。

トラブルが起きたあと、どこまで自分で対応し、どこから人事・相談窓口につなげるべきか不明確
連携の基準や、対応フローを整理することで、過不足のない組織的な対応ができるようになります。

研修形式

集合研修、オンラインとの併用も可能。現場都合に合わせ柔軟に設計できます。

対象者

管理職

料金・時間

15万円~ / 120分
※詳しくはフォームからお問い合わせください。

カスタマイズ対応

CHRでは、貴社のニーズに合わせたカスタマイズ研修の実施が可能です。

  • 異なるテーマや組織階層に合わせた研修を実施したい
  • オンラインでの研修を希望したい
  • 自社の職場環境や課題に沿った内容にカスタマイズしたい など
ご要望に応じた柔軟な対応が可能です。
詳しくは、お問い合わせフォームよりご相談ください。

オプション

オンライン配信 / 録画配信 / 研修運営サポート / 講師派遣 / 個別設計プラン
※オプションについては別途費用が発生いたしますので、詳しくはフォームからお問い合わせください。

主要講師紹介

企業の人事・メンタルヘルス支援に精通した講師が登壇します。研修内容や目的に応じて、最適な講師をご提案いたします。

日本CHRコンサルティング株式会社
代表取締役 渡辺 洋一郎
(精神科医専門医・日本医師会認定産業医・
日本精神科産業医協会共同代表理事)
詳しくはこちら

日本CHRコンサルティング株式会社
健康経営推進事業部 兼 業務部
部長 齋藤 正登

(臨床心理士・公認心理師・国家資格キャリアコンサルタント)
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日本CHRコンサルティング株式会社
健康経営推進事業部
外部相談窓口グループ 産業医 / 研修グループ

主任 梶原 彩香
(公認心理師)
詳しくはこちら

 

 

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